美髪のプロがマンツーマンで丁寧に髪質を改善する美容院「サロン ド ウルー」の勝田です。
ホームカラーとサロンカラーの違いとカラーの最適な頻度をよく聞かれるので、書いていこうと思います。
ホームカラーとサロンカラーの決定的な4つ違い
髪と頭皮への負担を減らすためには、美容室でのカラーがおすすめです。
①薬剤成分(アルカリ剤)の違い
カラー剤の中身の成分アルカリ剤が違います。
カラー剤に含まれているアルカリ剤は
・「揮発性」のもの
・「不揮発性」のもの
に分かれます。
アルカリ剤はキューティクルを開き、髪を脱色する役割があります。
アルカリ剤がその役割を終えた後も、揮発せずに髪に残り続けると、ダメージの原因になってしまいます。
市販のカラー剤には、髪の負担となる成分を空気中に逃がす成分(揮発成分)が使用されておりません。
なぜか、揮発成分は免許を持った者しか扱えないことになっているためです。
ですからホームカラーの場合、揮発せずに髪に残りやすいので、ダメージの原因になりやすいです。
②技術力の違い
カラー剤を狙ったところ以外の部分に付けないというのは、ご自身ではほぼ不可能だと思います。そのため必要以上に髪に負担をかけます。
美容室でのカラーでは、
正確に根元を塗る
正確に全体を塗る
正確に毛先を塗る
根元と毛先を違う色で塗る
など、髪の部分部分のダメージ度合いにより塗り分けができます。
その為、必要以上のダメージを回避することが出来きダメージを最小限に抑えることができます。
③デザイン性
ホームカラーの場合、とりあえず全体を染めるだけで終わってしまうと思います。
サロンカラーであれば、明るい色を入れるハイライト、暗い色を入れるローライト、毛先に向かって徐々に明るくしていくグラデーションカラーなどなど、カラーでオシャレに魅せるデザインを作ることができます。
④シャンプー
ご自身では洗いにくい場所や、洗えていない場所などがあります。洗い残し・すすぎ残しがあると頭皮・髪のトラブルの原因につながります。
また、多くの方が勘違いされていることですが、カラー後の薬剤の汚れはシャンプーでとっているわけではありません。
美容室ではシャンプー前に乳化(薬剤を頭皮から浮き上がらせ、頭皮のダメージを減らす方法)を行い、しっかりと薬剤を落としてからシャンプーをするので、頭皮や髪に薬剤が残りません。
以上4つの理由から、美容室でのカラーをおすすめします。
サロンカラーのメリット・デメリット
サロンカラーのメリット
サロンカラーの最大のメリットは、髪のダメージやヘアカラーの履歴に合わせて薬剤を決める事ができて、プロの塗る技術により、ダメージを最低限に済ませることができるという点でしょう。
サロンカラーのデメリット
デメリットを挙げるとしたら、
・価格
・時間
この2つでしょう。
価格は、当然ながらサロンカラーのほうが、ホームカラーより高くなってしまいます。
やはりカラーの塗る技術というのは習得が大変です。
カラーの知識も必要になります。
ですから、そのプロの技術・知識を提供する分、価格は高くなってしまいます。
時間も、ホームカラーのほうが自分の好きな時間に染められます。
理美容院を予約したり、理美容院に向かう必要もありませんからね。
キレイに長持ちするカラーをお望みなら迷わず美容室で!!
サロンカラーであれば、プロの技術で正確に素早くカラーできます。
確実に綺麗に自分の理想のカラーに近づけられると思います。
繰り返しになりますが、ホームカラーのほうが様々な理由で髪が傷みやすいです。
参考にして頂けたら幸いです。
カラーの頻度は、優先順位によって変わる。
①色を優先する
カラーは、染めた直後と2週間後では全然違う状態です。
同じ色を保つためには、数週間から1ヵ月で抜けた色の補充となります。
カラーをすることにより、カラーの色はプラスされるので、色はどんどんとキレイになります。
色を楽しみたい場合の最適な頻度は、数週間~1か月前後が最適の頻度となります。
早ければ早いほど色はキレイになり、1番キレイなのは当日に2回することです。
②根元の新生毛(伸びた毛)を優先する
髪は1ヶ月に1センチ伸びるといわれています。分け目は、1ヶ月で両サイド合わせて2センチ。1ヶ月半で合わせて3センチ!!ここまでくるとなんだか気持ちも落ち着かないと思います。
どれくらいで気になるかは人それぞれですが、2ヵ月前後までに伸びてきた黒髪の部分のみを染めていく施術(リタッチ)をするのが理想的です。
③白髪を優先する
一度、白髪を染めれば色によって変わりますが、3〜6ヶ月ほどは白髪がでてくることはありません。しかし新しく生えてくる部分はそうはいきません。
1ヶ月に1センチ伸びます。分け目に付近に白髪が多いと1ヶ月半で両サイド合わせて合わせて3センチ!!ここまでくると、キラキラと目立ってきてしまいます。
ですので、2ヵ月前後までに伸びてきた部分のみを染めていく施術(リタッチ)をすることをおススメしております。
また、白髪の量でも変わってきます。
【10%前後の方】(少し白髪が目に付くなと感じる方)
2~3か月前後
【20~40%前後の方】(チラホラ白髪があるなと感じる方)
1.5~2か月前後
【50%以上の方】(白髪がすごく多いなと、感じる方)
1か月まで
がおよその目安です。
④ケアを優先する
カラーは髪はもちろんですが、頭皮にもダメージを与えます。
髪は、一度痛むと再生することはできませんが、頭皮はある程度の期間をあけることで再生することが可能です。
肌のターンオーバーは、約6週間ですが、頭皮のターンオーバーは約1か月~1か月半といわれています。また加齢とともに周期が遅くなっていきます。
3ヶ月〜くらい空けると個人差はありますが頭皮への負担は限りなく少なくなります。
カラーの頻度は、明るさ・色味などでも変わってくる。
アッシュ系
日本人の髪に残りにくく1度では、色味を表現しづらいため、1か月~1か月半くらいが目安です。
赤・ピンク系
色が髪の奥まで届きにくいので、表面にしか色が残らず落ちやすいです。1か月~1か月半くらいが目安です。
9トーン以上
9トーン以上の明るめのカラーをした場合は伸びてきた黒髪の部分が気になりやすい傾向があります。3週間~1ヶ月前後の頻度が目安です。
6トーン以下
6トーン以下の暗めのカラーをした場合は伸びてきた黒髪の部分が目立ちにくいので、3か月前後の頻度が目安です。
しかし、色を変えにくいので注意が必要です。
カラーの頻度が、空けば空くほどに、染まりが悪くなる
伸びてきた黒髪の部分は、染まりが悪く同じ色になるようにしたとしても、違う色になってしまいます。
伸びてきた黒髪の部分を増やせば、増やすほどカラーした髪との馴染みが悪くなります。
カラー頻度を早めることで、色をキレイにすることができます。できるだけ早めの段階で染めることをおすすめします。
ですので、どんなに空いても、3か月までにはカラーをしたほうが、良いです。
カラーの頻度の目安まとめ
カラーの最適な頻度の目安は、
- 優先順位
- 明るさ
- 色味
- 白髪の量など
様々です。
カラーの頻度で悩んだ時の、ご参考にしていただき、美しい美髪を保てるカラーの頻度を是非とも見つけて下さい。
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